チラシの裏

いい記事ではないし、長文なので追記にします。
この日記を見てくれている方は、私たち夫婦はさぞかし仲良くやっていることだろうと思われていることだろうと思う。
この日記では私にとって都合が悪いことはほとんど書いてこなかったからだ。しかし、今、思うところあって妻との関係について書き記しておこうと思う。

私は自分の心の痛みには敏感だが、他人の痛みには鈍感だ。
妻はずっと昔からそのような感覚を私に対して抱いており、先日そのことをはっきりと自覚したそうだ。
詳細は割愛するが、とにかく妻は危うく事故に巻き込まれそうになり、少し何かが違えば、大怪我か下手をすると亡くなっていたかもというほどの事故現場に遭遇したそうだ。

私はその話を聞いたときさえもそれほどの臨場感を感じず、他人事のように相づちを打っただけだったようだ。
この件だけを取り上げれば、今回たまたまだコミュニケーションが拙かったと思うかも知れない。
しかし、こういうことが今回だけではなく何度もあったそうだ。

数年前、私の仕事が全盛期で絶好調なころ、妻は当時に赴任地での人間関係でとても苦しんでいた。
妻はそのとき私につらいと相談してきたのだが、私はそんなのは気の持ちようだといって、ろくに取り合わなかったようだ。
多くがそうであるように、私もまた、「気の持ちよう」だとかいって傷んでいる人の気持ちをまるで理解しなかった。
当時私は仕事がうまくいっていており、プライドも高く、傷んでいる人のことが全く理解できなかったのだ。
妻は馴れない土地で地元の排他的な人間関係に溶け込むことができず、孤独な時間を過ごしていた。
私に「淋しい、つらい」といっても、気の持ちようだとか元気だせとか努力不足だとか、私からの冷酷な励ましを受けながら独りじっと耐えていたのだ。
そしてことあるごとにも妻が「つらい」と言ったときに、私は妻をほぼ顧みることなく仕事に邁進していたのだ。
いや、私は私なりに妻を気に掛けているつもりだった。
でもそれは、自分だけ安全圏から無責任な励ましをして、自己満足していただけなのだ。
妻はそんな無責任な、そして心ない励ましにどれほど失望し、孤独を感じただろう。
そして妻はとうとう「つらい」と私に言うことはなくなった。
馬鹿な私は、恐らく妻は大丈夫になった思っていたに違いない。

そして、今私がメンタル的に弱っている。
都合よく妻にすがっている。
過去から今に至るまで私の冷たい仕打ちを受け続けてながらも、これまで妻は私に尽くしてくれた。
しかしとうとう妻も私に失望したようだ。いやずっと前から抱いていた私に対する不信感がやっと言葉として表現できたというべきか。
私は自分の痛みには敏感だが、人の痛みがわからない人だと。
その通りだと思う。

私は妻に対してモラルハラスメントをしている実感がある。
あるときは説き伏せ、あるときは都合よく妻にすがる。
私の本質は自己愛性人格障害かもしれない。
ネットで調べてみると、驚くほど自己愛性人格障害の症例と酷似している。
臆病な自尊心と尊大な羞恥心を持つが故に、私の全ての行動は自分が傷つかないための利己主義によって制御されているのだ。
このままでは妻や子供たちが不幸だ。妻はすでに精神的に疲れ果てているようだ。
それでも長い間培ってきた自分の性質を変えられるのか。
そうあっても私は妻や子供たちに対する愛情を持っていることは確かだ。
だからなおさら、私自身の性質を入れ替えられないこと、そしてそのことでこの先も妻や子供たちの幸せを奪っていくことが悲しくてならない。

情けないことに、今日、妻が私に対して思いのたけをぶつけてくれて、これまで妻がどんなにつらい思いをしてきたかやっとわかった気がした。私はメンタルが弱り、自分の痛みに敏感になることで、やっと人の痛みのほんの一部がわかるようになったのかもしれない。
私はこの病気が治ることは、仕事で調子がよかった頃の自分に戻ることだと思っていた。
しかし、その頃の自分は人の痛みを知ることができない自分なのだ。そんな自分に戻ることが果たして治癒なのか。
今回の病は冷酷な私に神様が与えてくださった何かのきっかけなのかもしれない。
2012-02-19 18:55:38(Sun)
 

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正直、コメントするのは難しいです。
ただ一つ言えることはつばめとそらさんは奥様の様子が分かった、っていうことは良かった事だと思います。

そして奥様やお子様に愛情を持っている。 
それでいいじゃないですか?
私はもう主人にも愛情を持っているとは言えません。
しかしそれが言える、って凄いと思いますよ。
2012-02-20 20:10 | ばっちゃん | URL   [ 編集 ]

Re: ばっちゃん 

コメントをありがとうございます。
このような記事へのコメントは本当に難しいと思います。
ですが、それでもコメントを残してくださる気持ちに感謝します。

妻の気持ちは多少はわかったと思いますが、それでも妻の味わった苦しみのほんの一部でしょう。
言葉にできるのは感情のごくわずかな部分ですし、私はそもそも共感する心が欠落しています。
私が今感じている痛みは、妻の痛みを我がものとして感じているのではなく、意識の深い部分では妻の気持ちを失った私の自己中心的な痛みだと思います。
この期に及んでこんなことを言っているようでは、妻の気持ちを癒すことはできないでしょう。私の無意識が妻を傷つけている状態なので、これまでの私を壊して再構築が必要だと思います。

・・お返事にまでこんなことを書いてしまいすみません。
2012-02-22 21:23 | つばめとそら | URL   [ 編集 ]

プロフィール

つばめとそら

Author:つばめとそら
うつ状態のときもあるさ
日々の気持ちをつづっていきます。
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【私の治療歴】
■投薬治療
 2008年6月~2013年5月
 
■心理療法
 来談者中心療法によるカウンセリング
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 マインドフルネス
 森田療法

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