私の親との関係

久しぶりにカウンセリングに行ったきた。
最近気になっている私の親との関係を話した。

私が両親に対して感じることは、別の機会に考えを整理したいと思っているが、カウンセリングで気付いたことを備忘録として記す。

私は端的に言うと、私を支配しようとする親の元で育ち、そして親は私を今でも支配しようしていると感じる。
(イメージ的には「そして父になる」という映画の夏八木氏演じる父)

そのような環境の中で私の性格は形成され、生きづらくなっていると言う考えに行き着いた。

これまで、親の影響はずっと昔から薄々感じていたが、自分の性格、生きづらさを親のせいにすることは、他人のせいにする卑怯な行為であるとの思いが強く、親との関係性について考えることは思考停止していた。

カウンセラーは言った。
「親との関係性はどうであれ、そのような環境の中で、そのような生き方を選んできたのはつぱめさん自身だ」
「しかし、それは子どものころにはそうせざるを得なかったためで、今、当時の判断を否定することはできない」

私は本音を言うと、「大変な親のもとで育ちましたね。アダルトチルドレンですね」と。言ってほしかった。
私の有り様は、全て親のせいと言ってほしかった。
しかしそれを言われると、一時的に溜飲は下げられるかもしれないが、今度は私は親を憎むことにエネルギーを費やして、今後の人生を生きていくことになったかもしれない。

やはり私は、生き延びるためとはいえ、自分でこの性格を選びとってきたのだ。
私はこの性格の自分を自分で長い間呪ってきた。
そして、埒が明かないとなると親を憎むことでスケープゴートを作ろうとし始めた。
そして、親を憎もうとする自分を、更に自分で道徳の欠如した者として貶めようとしていた。

自分を責めることはない。
かといって親を憎んでも仕方がない。
ただ、誰彼を責める、憎むという感情は置いといて、そのような環境があったこと自体は、事実として認めてもよいではないか。
事実と感情を切り離すこともまた、必要なことに違いない。
仕方がない。仕方がなかったのだ。

カウンセラーは言った。
「過去にとらわれずに、ご両親にとらわれずにせっかくの人生楽しんで下さい」

カウンセラーにはいつも別れ際に、人生をもっと楽しんで下さい、と私に言う。
あまりこの言葉にピンときたことはなかったのだが、今回は染み入った。

正直、私が今親に感じているネガティブな感情はそう簡単には消すことはできそうにない。
しかし、この感情を消すことに躍起になることではなく、これからの人生をいかに有意義に生きていくかを考えていくほうが幸せになれるのだろう。
2015-11-03 20:16:15(Tue)
 

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大変な思い 

大変な思いをされたのですね。

アタシの親もかなりの悪人です。憎んでいます。そんな自分を完全に肯定もしています。
あそこまでされて、憎まないでいられるかよ。
いろんな親がいます。

どんなことがあったのか知らないで言うのは無責任でしょうか?でも、感情、消さなくていいと思いますよ。
別の機会に整理したいとのことですが、親御さんとのことを吐き出すことで、つばめとそらさんの気持ちが楽になるのでしたら、良いことだと思います。お待ちしています。

アタシも、親で苦労しました。今でも、ツラい。
2015-11-03 22:51 | きたあかり | URL   [ 編集 ]

 

こんばんは。

難しいですね。
自分をありのままに受け入れるとうのは、本当に難しいです。
どんな自分でも自分は自分で作ってきた、と言われても、どうしても嫌な部分は何かのせいにしたくなります。

私は逆に親に依存しきっている様な気がします。
これも優しい支配でしょうか。
改めて考えさせられました。

ゆっくり自分の事を考えて下さい。
答えなんか、出さなくてもいいのではないでしょうか。
2015-11-04 18:06 | ダンゴム | URL   [ 編集 ]

 

私は親と良好な関係で居た事がありません。
主治医は「親との関係を正常にしなくてはいけない」とかかり始めの頃は言ってこられました。
しかし、私が主治医に話せば話すほど「親に近づくな」と言うようになりました。
私には害にならないと判断されたようです。
いくら主治医がそう言ってこられても、孫と祖母という関係を考えれば近づかない訳にはいきませんからね。

親子とは難しいものですね。
こういう事が事実としてあると、子育てをしている私は母の様にはなっていないか?と不安になったりもします。
2015-11-04 19:46 | あき | URL   [ 編集 ]

Re: きたあかりさん 

コメントをありがとうございます。

いずれ書くと思いますが、私の親が私をアダルトチルドレンにするほどではないが、私とは価値観のずれた親なのだろうという思いはあります。
表だった虐待を受けたわけではありません。
なので、毒親認定していいものかどうか解りません。
単なる私のワガママかもしれません。

「毒になる親」、「不幸にする親」を読みました。
すると、やはり私の親は毒親のような気がしてきます。
かといって、虐待を受けた訳でもなく、不自由なく大学まで出してくれた。

たぶん、グレーゾーンなのでしょう。
たから、親が悪い、私のワガママが悪い、と断罪することはやめて、グレーなまま距離を取ることが、わたしたちの家族にとって最善かなと思っています。
2015-11-04 23:00 | つばめとそら | URL   [ 編集 ]

Re: ダンゴムさん 

コメントをありがとうございます。

自分の有り様は自分で選んだものと言われましたが、それは誰も(私自身も親も)責める必要はない、という癒しの言葉だととらえています。

ダンゴムさんはご両親に「優しい」支配を受けていると感じますか?
「優しい」という文脈は、短い文面からは伺い知ることができませんが、もし、ご両親のしがらみを感じるのであれば、「毒になる親」「不幸にする親」を一読されてみてはいかがでしょう。
それとも、ご自身のことをそのように表現されているのかもしれませんが…

私の話しに戻しますと、おっしゃる通り、はっきりとした答えは出さないほうがいいと思っています。
うやむやにしておくのも大人の付き合い方かなとも思っています。
2015-11-04 23:17 | つばめとそら | URL   [ 編集 ]

Re: あきさん 

コメントをありがとうございます。

失礼を承知で言わせていただければ、あきさんのお母様もいわゆる「毒親」なのでしょうか。
医師がそう判断されたのであれば、ある意味、お母様との気持ちを断ち切る決断の後押しになったことだろうと推測します。

私は祖父母と孫の関係があっても、自分の子に負の連鎖を及ぼすようであれば、私の家族と私の両親を遠ざける覚悟です。
両親より私の家族を守ることが私の最優先事項です。

私は父と口論になりましたが、その時の言いくるめ方が、私が妻を言いくるめにかかったときと全く同じだったことに気付いてしまいました。
あの親みたくはなるまいと思っていても、一挙手一投足が親の写しで、うすら寒くなってしまいます。
2015-11-04 23:36 | つばめとそら | URL   [ 編集 ]

プロフィール

つばめとそら

Author:つばめとそら
うつ状態のときもあるさ
日々の気持ちをつづっていきます。
(o^-')b

【私の治療歴】
■投薬治療
 2008年6月~2013年5月
 
■心理療法
 来談者中心療法によるカウンセリング
 認知療法
 マインドフルネス
 森田療法

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