ある晴れた日

オバマ大統領が広島に来た。
そして被爆された方と握手し、お互いに抱き合う様子が報道された。

なぜだか涙がでた。

私は戦争を体験しているわけでもない、まして被爆者でもないし知人がいるわけでもない。

謝罪の有無がどうのこうのというコメンテーターもいるが、私は単純に胸がいっぱいになって涙がでた。
その自然な感情だけでいいじゃないか。
私の妻も自然に涙が出たという。

少し前に、太平洋戦争の激戦地の一つであるベリリュー島で、当時銃を向けあった日本兵と米兵が再会して、お互いに涙を流し抱擁しあったという番組があった。
お互いに殺しあったのに、終戦後長い時間をかけて癒されたのだと胸が熱くなった。

私の子ども達は、オバマが来て回りの人たちが泣く意味がわからんと言った。

私は戦争を体験してはいないが、その涙の意味をそんな子どもたちに伝えねばならない。
私は言葉を尽くして、子どもたちに説明したつもりだが、被爆者でもない私の言葉にどれだけの説得力があったかはわからない。

しかし、自分でもよくわからなくとも、次の世代へ伝えていくのが大人の使命なのだ。
オバマ大統領も、被爆された方はいずれいなくなってしまうが、その記憶を風化させてはならないという意味のことを言った。
その通りだと思う。

この日記をしたためている今でも、思い出すと涙が出そうになる。

広島の天気は予報では雨だったそうだが、晴れて良かった。
2016-05-29 18:48:37(Sun)
 

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はい 

>私は言葉を尽くして、子どもたちに説明した

とても素晴らしいことだと思います。良いお父さんですね。
ウチでも、子供たちがまだ家にいるときは、日々のニュースを見て、親子でいろいろな意見を言い合ったものでした。なつかしいです。

アタシも、つらい記憶のうえで抱擁しあえることに、涙が出るのが、わかる気がします。うまく理由はここに書けないんだけど。
2016-05-30 09:42 | きたあかり | URL   [ 編集 ]

Re: はい 

きたあかりさん

子どもたちとは価値観も違い、だから意見を言い合ったりもできますね。
娘はまるで頓珍漢なことをいい、息子は普段飄々としてたまに鋭いことを言います。

なんで感動を覚えるのか、説明するのが難しかったですが、子どもたちも時が来ればわかるでしょう。
気を付けないといけないのが、子どもたちにある種の価値観を押し付けないようにすることです…
2016-05-31 21:27 | つばめとそら | URL   [ 編集 ]

 

私は演説を聴いていたけれど、
日本に来てくれたオバマさんは勇気があると思って聞いていたよ。
大きな第一歩だよね。
ここから核がなくなっていくといいなぁ。
2016-06-03 12:50 | みみ | URL   [ 編集 ]

Re: みみさん 

アメリカ人は演説上手いですよね~

オバマさんは確かに勇気がありますよね。
日本で被爆された方に会うことや、米国内にも彼の広島訪問をよく思わない勢力もあることでしょう。

核のない世界が実現できれば素晴らしいですが、私はその点はかなり悲観的です。
米国は国民から銃を取り上げることすら出来ていませんし、残念ながら核によって国家間のバランスが保たれている一面もありますし…
2016-06-03 19:17 | つばめとそら | URL   [ 編集 ]

プロフィール

つばめとそら

Author:つばめとそら
うつ状態のときもあるさ
日々の気持ちをつづっていきます。
(o^-')b

【私の治療歴】
■投薬治療
 2008年6月~2013年5月
 
■心理療法
 来談者中心療法によるカウンセリング
 認知療法
 マインドフルネス
 森田療法

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