厨二病

NHKで18祭というイベントの放送があった。
ONE OK ROCKと、オーディションで選ばれた1000人の18歳の男女たちが一緒に一曲をライブで歌うというもの。

そのライブが圧巻だった。
1000人の力をボーカルTAKAというカリスマが煽り、増幅していく。
ライブは熱狂し、18歳たちはカメラが回っていることも忘れ、自分の思いの丈を、内なる想いを振り絞るように解放していく。
拳を突き上げ、見ず知らずの隣人と肩を組んでエネルギーは凄まじく増幅していく。

「we are」という曲。

「自分を誤魔化し生きることに意味はあるか?」

なんて、40代の私が言うとあまりに青臭くてこっ恥ずかしいワードだ。
しかし、20代のボーカルTAKA氏と1000人の18歳は
実に純粋に、真っ直ぐに、40代がうやむやにしたいその問いを不遠慮に無慈悲にぶつけてくる。
真摯な問いには、真摯に応えねば失礼だろう。

しかし、私はその熱い問いの前にこそこそ逃げ隠れ、真摯に応えることができない。
そして青臭い等と影口をたたく。
18歳の彼らには私は典型的な「あんな大人になりたくない」大人だろう。

勿論、彼らはTV越しのこんなくたびれた中年にいちいち問いかけてはいない。
そんな暇はないし、何より自分自身に真摯に、必死に問いかけているのだ。

…おれはこれからも言い訳ばかりして生きていくのか。
子どもたちにそんな生き方を見せるのか。

妻のため、子どもたちのため、親のため。
身近な人達を思いやることは大切なことだ。

一方で、それを言い訳に自分の人生を諦めてこなかったか。
自分に真摯に向き合ってきたか。
これまでの自分の選択は、得るためではなく、失わないための選択の連続でなかったか。
そもそも選択すらしてきたのか。ただ笹舟のように頼りなく流されてきただけなんじゃないのか。

生き生きとした生き様を子どもたちに見せることが、一番の教育のはずだ。
2017-02-19 20:00:10(Sun)
 

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自分をごまかそうとごまかさなかろうと、真摯に向き合おうと向きあわなかろうと、あんな大人になりたくないと思われようと思われなかろうと、生きることに意味はあるとアタシは思うけれどな。
でも、、、それは人それぞれで、自分自身に問いかけていけばよいと思います。どこまでが不可抗力で、どこからがイイワケなのか、線引きは難しいしね。自分で決めるしかないし~。

>生き生きとした生き様を子どもたちに見せることが、一番の教育のはずだ

そう!
アタシ、絵本読み聞かせの際、すんばらしく楽しそうに読むことにしています。子供たちが
「あんなに年をとってオバサンなのに楽しそうだな。大人になるって悪いことじゃないらしいな」
と思えるように。未来を悲観しないようにって。教育なんて、たいそうなもんじゃあないけど。
2017-02-20 10:50 | きたあかり | URL   [ 編集 ]

Re: きたあかりさん 

たぶん,あかりさんは大人なんだと思います。
私はまだ、どのように在ろうとも、生きることそのものが意味を為すという境地には達していません。

私はまだ、自分の存在そのものではなくて、行為に意味を見出だそうとしています。
だから、「ただ、生きてていいんだ」とは思えず、意味ある行為をせねば赦されないのだ、と思う節があります。

子どもたちに、未来を悲観しないように、未来が楽しみに思えるように。
そんな教育というか、そんな姿を見せられたらどんなに素晴らしいかと思います。

口でどんなに説教するよりも、すんばらしく楽しそうにしてるのがどんなに生きた教育だろう。
2017-02-21 22:57 | つばめとそら | URL   [ 編集 ]

 

そらさん、こんばんは

そらさんの文章からそらさんの熱さが聞こえてきますよ
そらさんの人生に対する不器用までの真摯さを
薫子にも、そらさんの文章には、畳み掛けてくる熱さを
感じました
薫子も、改めて薫子に問わなければいけない質問のようです
若者は若者で好きにさせておきましょう
薫子達熟年世代には、薫子達しか持っていないものが何かあるはずです
2017-02-22 20:17 | 薫子 | URL   [ 編集 ]

Re: 薫子さんが 

若者は好きにさせておきましょう。

そうですね。
彼らは彼ら。
私たちは私たち
私は私

このような問いは10代で終わって、40代の私にはもっと動じない自己があって然るべきなんですが。
最近、というよりもずっと自分の幼さを痛感しています。
2017-02-23 22:44 | つばめとそら | URL   [ 編集 ]

プロフィール

つばめとそら

Author:つばめとそら
うつ状態のときもあるさ
日々の気持ちをつづっていきます。
(o^-')b

【私の治療歴】
■投薬治療
 2008年6月~2013年5月
 
■心理療法
 来談者中心療法によるカウンセリング
 認知療法
 マインドフルネス
 森田療法

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